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第118回 大江戸散歩の会 令和6年9月開催 変貌し続ける江戸古町を歩く 「人形町~大伝馬・小伝馬町~日本橋界隈」 |
| 《散歩道のご案内》 江戸の人口が百万人を超え世界1位になったのは享保6年(1721年)で、今から約300年前でした。現在の東京は「世界の都市総合力ランキング」において、8年連続で世界3位を維持しています。このランキングは経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスなど6つの分野を評価しています。この素晴らしい発展は、約430年前に江戸に入府し、町の基礎作った「徳川家康の慧眼と努力」と言っても過言ではないでしょう。 今回は、東京発展の礎であった「江戸古町」を歩きます。
まず、人形町は江戸時代初期~中期にかけて歌舞伎・人形芝居・老舗などを楽しむ人々で溢れ、旧吉原大門通りに象徴される遊里などもあり、江戸初期の下町情緒を偲べます。 次に、富沢町では、古着屋の総元締めである鳶沢(とびさわ)甚内という人物がいたことから、「鳶沢町」と呼ばれるようになり、後にそれが訛り、字も改めて「富沢町」と呼ばれるようになったとされています。日本橋浪花町を吸収合併し、現在の日本橋富沢町の形になりました。今はビジネス街に変貌しています。 続いて、小伝馬町・大伝馬町では、蔦屋重三郎が新吉原(台東区)での書店繁盛に満足することなく大伝馬通りの版下業の集積に目をつけて大店「耕書堂」を構えて、浮世絵など現代では世界中の人々の注目を集めている「江戸文化」を隆盛させました。来年のNHK大河ドラマは、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で人気俳優「横浜流星」が蔦屋重三郎役で登場し、大きな話題になりそうです。 日本橋周辺では、日本で初めて日本橋南詰めに「蚊帳の店」を開業した近江商人「西川」を筆頭に商業の中心地として成長し、今は多くの世界的企業が集中するビジネス街を散策します。 また、東京駅近くの常盤橋再開発地区では、2027年完成予定の日本一の超高層ビル(トーチ・タワー、約390m,62階)が建設中で、麻布台ヒルズ森JPタワー(330m)を抜き去り、日本橋川の水辺空間を活かした未来への大規模な再開発が進行中です。 今回の散歩は、江戸の歴史と文化を肌で感じながら、古い町並みの魅力と新しい都市計画のダイナミズム両方を存分に堪能してください。 《開催日・集合場所など》 ◆参加費=1人:1,900円 初参加者=500円 ◆開催日=同じコースを月に2回開催します。 1回目=9月22日(日) 定員18人 最低人員10人 2回目=9月29日(日) 定員18人 最低人員10人 ◆集合場所=東京メトロ日比谷線「人形町駅」A4番出口を出た路上 *白い手旗が目印 ◆集合時間=午前10時15分(出発10時20分) ◆解散=午後4時頃。JR東京駅北口(解散) ◆ランチ=持参のランチを日本橋三越本店屋上テラスで昼食の予定 ◆緊急連絡=080-9712―1337(管理人;伊藤まで) 《散歩道の順路》 メトロ日比谷線「人形町駅」→旧吉原大門跡→末廣神社(旧吉原の地主神・産土神)→大門通り→橘稲荷神社→高級料亭濱田屋(玄冶店跡に創業)→人形町通り→玄冶店→うぶけや→富澤稲荷神社→三光稲荷神社→堺町(中村座)・葺屋町(市村座)→出世稲荷神社(庄司右衛門・市川團十郎ゆかり)→椙森稲荷神社(江戸の三森)→池州稲荷神社(旅篭町守護神)→だいまる呉服店→大伝馬通り(常盤橋御門に直結)→「耕書堂(蔦屋十三郎の書店)」→竹森神社T→竜閑川跡→千代田稲荷神社→十思公園T(休憩)→えびす通り→馬込勘解由屋敷跡→宝田恵比寿神社→お竹如来→大横町→福徳神社→三越本館屋上庭園(ゆったりとランチ)→日本橋南詰再開発→常盤橋御門→常盤橋再開発見学(日本一の高層ビルを建設中)→北町奉行所跡→JR東京駅(解散) |
![]() 名所江戸百景「日本橋通り一丁目略図」:広重 (「近江:西川蚊帳店」は1615年にここ日本橋南詰めに出店しました) |