第117回 大江戸散歩の会 令和6年6月開催 花菖蒲と学者町「西片」と明治の残影「菊坂界隈」を歩く 「小石川後楽園~【学者町:西片】~菊坂界隈」 |
《散歩道のご案内》 小石川後楽園は水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園で寛永6年(1629)年初代藩主頼房が庭の造営に着手し、2代光圀の代で完成した名庭園です。明の儒学者:朱舜水を登用して、中国趣味を取り入れた回遊式築山泉水庭園である。園名は『岳陽楼記』の「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から、後楽園と光圀が命名しました。6月上旬が盛の花菖蒲を楽しみながら園内散歩でスタートです。 《参加費・開催日・集合場所など》 ◆参加費=1人1,900円 *初参加者=1人500円 ◆開催日=同じコースを月3回開催します。 1回目=6月2日(日) 定員18人 最小人員=10人 ◆集合場所=JR中央・総武線「飯田橋駅」東口改札を出た広場 *会の小旗が目印 ◆集合時間=午前10時15分(時間厳守)*遅れたら「小石川後楽園」に入園し携帯電話で管理人に連絡のこと。(事前に小石川後楽園の行き方を調べておくこと) ◆解散=メトロ丸ノ内線「本郷3丁目駅」午後4時頃解散。 ◆ランチ=東京都戦没者記念公園で持参のランチを食べます。座れる敷物を用意すること。 ◆最終連絡=各開催日前日(土曜日又は水曜日)の午後6時にホームページに掲載します。 ◆緊急連絡=080-9712-1337(管理人:伊藤) ≪その他注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 《散歩道の順路》屋敷跡の番号は地図上の番号です。 |
若くしてこの世を去るまでに、「たけくらべ」などの名作を生み出した樋口一葉が18歳から21歳まで過ごした場所が本郷菊坂です。ここは正岡子規など明治の文豪が住んだ場所としても知られます。 平成17年現在この文京区本郷地区一体は大規模住宅建築が進み、街の景観が刻々と変化する中でもこの界隈は古き東京の面影をまだ残しています。この辺りは細い路地が多く、現在でも使われている井戸をいくつか見ることができます。井戸その中の一つを樋口一葉は頻繁に利用したとされ、特に洗濯に使用されたといわれます。現在その井戸水は飲用には適しませんが、地元の人々は植木の水などとして今でも利用しているそうです。 |