第58回 大江戸散歩の会 =師走!!情緒溢れる江戸の下町を歩く= 「三ノ輪浄閑寺~新吉原界隈~浅草寺界隈」 |
≪散歩みちのご案内≫ 散歩道の界隈は、明暦の大火を機に現在の中央区人形町にあった花街「元吉原」を幕命により当時浅草田圃と言われた片田舎の千束に強制移転させました。これが見返り柳で有名な「新吉原」の誕生です。その華やかさとは裏腹に散歩道の周辺には投げ込み寺などが点在し、遊女たちの哀感を誘う散歩道でもあります。 一方、散歩道沿いには、一葉記念館、吉原通い専用堀の山谷堀跡緑道や招き猫発祥の今戸神社、花のお江戸を代表する「浅草寺界隈」賑わいなど、江戸の「賑わい」と「悲しみ」が交差する散歩道です。新年の穏かなること祈りつつ、そぞろ歩きましょう。 ≪開催日・集合場所など≫ 第1回目=12月 3日(日) 第2回目=12月10日(日) 第3回目=12月17日(日) ◆参加費=1人1,900千円(ガイド・資料代など) ◆集合場所=東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」明治通り側出口改札口前(会旗が目印) *上野駅方面からは一番前の車両、北千住方面からは一番後ろの車両で降りた改札口です) ◆集合時間=午前10時20分集合出発(時間厳守) ◆解散=午後4時頃 (浅草寺雷門にて解散) 帰路の最寄駅は、メトロ・都営地下鉄「浅草駅」です。 ◆ランチ=千円以内のランチ検討中 ◆最終連絡=各開催日前日の午後6時に最終情報(雨天中止のお知らせ等を含む)を会のホームページのTOPに掲載しますので必ずご覧ください。 ≪散歩みちの順路予定≫ 今後下見を重ねより一層面白いコースに充実させます。 ≪注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 |
新吉原「廓中東雲」 安藤広重 絵は、東の空が少し紅くなりかかった頃、花魁風の遊女がおつきを2人従えて客を見送っている情景。 遊女は赤いうちかけを羽織り、黒塗りの駒下駄を履いている。格の高さがうかがえる。 男達は皆頬被り頭巾で顔を隠している。女は別れを惜しんでいるらしく、別れの つれなさが感じられる。また、春の夜明けの風情が情緒深く表現されている。 |