第106回 大江戸散歩の会 令和5年4月開催 渋沢栄一が愛した王子界隈を歩く |
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≪散歩道のご紹介≫ 本日散歩道の滝野川周辺は新石器時代の遺構が発見され、奈良・平安時代には古道で武蔵の国を貫通する奈良官道(当時の国道)が通り、滝野川公園一体は武蔵国郡衛(政務を司る役所)が設置されるなど武蔵国の拠点として発展しました。 江戸時代になると、八代将軍徳川吉宗が飛鳥山を花見の場として江戸市民に開放し、石神井川の清流や自然の中に佇む古くからの神社仏閣への参拝などと相まって、観光地としても人気が高まりました。 明治時代になると、時代の寵児:渋沢栄一は、維新後のJAPAN産業の振興には人々の知識を高める書籍や新聞などの印刷物の普及が必要で、大量印刷が可能な洋紙製造を目指すべきと考え、豊富な水、交通の便、原料や製品の運搬に便利な条件を兼ね備えた土地を求め、やっと見つけた地が王子「村」でした。そして明治6年、現在のJR王子駅前に我が国で初の「抄紙会社」(初代王子製紙王子工場を設立し、その後の日本経済の発展に尽力しました。 そして、今や日本の多くの桜が「染井吉野」ですが、それが誕生した染井の里を訪ね、最期は「おばあちゃんの原宿」の巣鴨まで歩きます ≪開催日等≫ ◆参加費=1人1,900円(ガイド・資料代) 初参加者=500円 ◆開催日=同じコースを月に3回開催します。選択のうえお申し込みください。 1回目 令和5年4月 9日(日) 定員18人 参加者=女性 8人、男性9人 合計17人 2回目 令和5年4月16日(日) 定員18人 参加者=女性12人、男性9人 合計21人
3回目 令和5年4月23日(日) 定員18人 参加者=女性 3人、男性5人 合計 8人
◆集合場所=JR京浜東北線「王子駅」中央改札口を出たところ。午前10時15分集合20分出発 ◆解散=午後4時00分 JR山手線「巣鴨駅」解散 ◆最終連絡=各開催日前日の土曜日午後7時に会のホームページに掲載します。必ず確認してください。 ◆緊急連絡=080-9712-1337(管理人:伊藤まで) ≪散歩道の順路≫ JR京浜東北線「王子駅」→初代王子製紙工場跡地→国立印刷局お札と切手の博物館(見学)→裝束稲荷神社→王子稲荷神社(関東稲荷神社総社)→王子神社(豊島氏ゆかり)→音無川親水公園→石神井川遊歩道(金剛寺→松橋弁財天洞窟跡→音無し桜緑地→正受院)→旧醸造試験所第一工場(重要文化財)→飛鳥山公園(ランチ・昼休み)→旧渋沢栄一郎飛鳥山邸→西ヶ原一里塚→滝野川公園(御殿前遺跡、武蔵国豊島郡衛跡)平塚亭(内田康夫ゆかり)→平塚神社(八幡太郎義家ゆかり)→無量寺(桂昌院ゆかり)→霜降商店街→染井坂→旧丹羽家腕木門→西福寺(染井吉野発祥の寺)→東京スイミングクラブ(北村康介ゆかり)→染井霊園(岡倉天心・高村光太郎等墓所)→慈眼寺(芥川龍之介墓所)→本妙寺(振袖火事ゆかりの寺、千葉周作・遠山景本など墓所)→高岩寺(とげぬき地蔵)→JR巣鴨駅(解散) ≪注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 |
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明治初期、飛鳥山から現在のJR王子駅前に建つ広大な「王子製紙王子工場」を眺める観光客 TOPに戻る |