第97回 大江戸散歩の会 令和4年4月開催
江戸写しの町「小江戸:川越」お楽しみ散歩 |
≪散歩道のご案内≫ 川越の歴史は地方を治める役所である評家(ひょうけ)が古墳時代後期に設置された頃から始まります。律令制が敷かれると「入間郡衙」として発展しました。奈良時代になると、官道 が整備され、現在の川越市域の西側を南北に縦断する「東山道武蔵路」が建設されました 平安時代には、仙波に無量寿寺(北院・中院・南院など)が創建され、次第に武蔵国の中核的な都市としての原形がつくられていきました。 中世になると、川越「常楽寺」周辺に館があったとされる秩父八平氏の一つ川越氏は、放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場し、鎌倉幕府の御家人として重用され、川越太郎重頼の娘は源義経の正妻となり、子重員は武蔵国留守所検校職になるほどの実力を有していました。 長禄元年(1457)。古河公方(足利氏)と武蔵野国の覇権を争っていた扇谷上杉持朝の命により家臣の太田道真・道灌親子が川越城を築き、川越の中心は現在の初雁公園周辺(川越城本丸御殿跡)に移りました。やがて小田原北条氏が勢力を伸ばし、川越城を奪い、小田原城の支城としましたが、豊臣秀吉に滅ぼされました。 天正18年(1590)の徳川家康関東入部に伴い、家康は川越喜多院の住職であった「天海僧正」を自らの政策ブレーンに起用するとともに「川越藩」を置き江戸北方の守りを固めました。川越は豊富な物資の江戸への供給地としても重要であったため、幕府は歴代有力な大名を川越藩主に起用しました。その一人「松平信綱=知恵伊豆」は新河岸川の舟運を開発し物流の拠点の地位を確立させるとともに、商人の町川越の豊かさの基盤を築きました。 今、最も江戸らしい町が川越であり「小江戸」「小京都」などと言われ人気の観光スポットにもなっています。今回は観光スポットも楽しみながら川越の奥深い歴史の旅を楽しみましょう。 ≪開催日・集合場所など≫ ◆開催日 1回目=4月10日(日) 定員20人 最低参加人員10人 2回目=4月17日(日) 定員20人 最低参加人員10人 3回目=4月24日(日) 定員20人 最低参加人員10人 ◆参加費=1人1,900円(ガイド・資料代) ◆集合=午前10時20分:東武東上線「川越駅]改札口を出て右折して直ぐの駅前交番前 *「川越駅」は東武東上線池袋駅から急行で約30分です。改札口は1箇所です。 *デッキ上の交番は駅員に聞けば分かります。会の白旗が目印。 ◆解散=午後4時20分ごろ 蓮馨寺(解散)→「西武新宿線:本川越駅」又は「東武東上線:川越駅」 ◆ランチ=初雁公園で持参のお弁当などでランチです。ビニールシートは必ず持参のこと。蜜にならないよう注意してください。 ◆雨天等の中止のお知らせ=開催日前日の午後7時頃にホームページのイベント通信欄にてお知らせしますので、必ずHPを見て確認ください。 ◆健康保険証を持参ください(事故等への備えです。) ≪散歩道の順路≫ ≪注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 |
時の鐘 |