第101回 大江戸散歩の会 令和4年10月開催

江戸野菜のふるさと散歩

「平井聖天~小松川・境川親水公園~小松菜発祥の地」

今回のテーマ=小松菜の名付け親は誰?

 ≪散歩道のご案内≫

 今回は、江戸川区と葛飾区を訪ねます。この地域は、暴れ大河で有名な利根川の度重なる反乱で、深い湿地帯となり江戸全体の発展の阻害要因になっていました。しかし、徳川家康が入府後直ちに取り組んだ利根川東遷事業により、現:江戸川と現:新中川に(江戸時代前は利根川流域)秩序ある整備がなされ、肥沃な土地を生み出し、江戸近郊農村として蔬菜の生産を中心に発展しました。まさに、家康の狙いを体現した地域とも言えます。(下図:利根川治水、参照)
 江戸時代、代々の将軍は、冬になるとたびたび鷹狩りに訪れたそうです。
ある時、鷹狩りに来た某将軍に昼食時に何も料理するものがなくて、小松川村あたりでとれた冬菜をすまし汁にいれて差上げたところ、将軍は、「おお、これはうまい。この菜の名前はなんと申すのか」とたずねたところ「とくに名前はついておりません」と答えると、「このようなうまい菜に名前がないのは残念なことだ、この村の名前をとって、これからは小松菜と呼ぶようにせよ」と命じて「小松菜」が誕生しました。
 今回は、そんな農村地帯だった小松川村界隈を清流と緑蔭が涼しい「小松川・境川親水公園」を中心に、明治時代に開かれた人工河川「荒川」の工事で移転した寺町なども歩きます。

≪開催日・集合場所など≫

◆開催日=同じコースを月3回歩きます。都合の良い日に参加申し込みください。

1回目 10月 9日(日) 定員18人  最低参加人員10

2回目 10月16日(日) 定員18人  最低参加人員10 

3回目 10月23日(日) 定員18人  最低参加人員8

◆参加費=お一人1,900円(資料代など)  初参加のお試し散歩=500円。

◆集合場所=JR総武線「平井駅」改札口前(1か所です)

◆集合時間=午前1020分 会の旗を目印に!!

◆解散=JR総武線「新小岩駅」午後4時頃

◆ランチ=荒川河川敷で自前の持参ランチで昼食(自分が座れる広さのビニール敷物を持参のこと)

◆最終連絡=各開催日前日の午後7時に会のホームページに「開催・中止」などの重要なお知らせを掲載するので必ず確認のこと。

◆緊急連絡=080-9712-1337(管理人:伊藤まで)

≪散歩の順路≫下見の状況で順路を変更する場合があります。

JR総武線平井駅→平井聖天燈明寺(関東三聖天)→諏訪神社→平井の渡し跡→蔵前橋通り→旧中川リバーサイド散策T→逆井の富士塚→白鬚神社→平井寺町【正養寺→善通寺→成就院→大法寺→最勝寺(目黄不動尊)】→荒川河川敷野球場T(広場でランチ)→小松川橋→小松川・境川親水公園周辺の寺町散歩【中台院(将軍家御膳所)→善照寺(角力寺)→源法寺(堀まき寺)→】→江戸川区郷土資料館T(休憩)→香取神社(葛西囃子発祥地)→新小岩厄除香取神社(8代将軍徳川吉宗ゆかり・小松菜発祥地)→平和通り→JR総武線「新小岩駅南口」(解散)

≪その他注意事項≫
**会として傷害保険等には入っていません。個人で必要な保険加入をお勧めします。
*散歩中は交通ルール・マナーを守って楽しく歩きましょう。
*探訪先の寺社や施設に迷惑にならないよう配慮しましょう。
*無理はなさらず途中棄権もOKです。

★参加申し込みはTOPに戻り「参加申し込み方法」を参照して申込ください。←クイック

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