第87回 大江戸散歩の会 11月 江戸の残影と超超高級レジデンス街がクロスする 「恵比寿~広尾~南麻布~白金」散歩 |
《散歩道のご案内》 今、日本の中でも優れた高級住宅街として著名なこの地域は、江戸時代は、農業が営まれ大名の下屋敷が点在し、大規模な薬草園の存在など、自然豊かな江戸のローカルゾーンでした。スタートの恵比寿駅周辺は。江戸時代は渋谷川と三田用水に挟まれた農村地帯で今でも貴重な庚申塔が数多く残されています。今や高級感のある広尾は、江戸時代には土筆が有名な広大な原野で「広尾」の地名由来にもなっています。坂道や薬草園など自然豊かだった南麻布~白金地域は各国大使館周辺に日本を代表する超超高級レジデンス街に変貌しています。今回は、そんな江戸の郊外地を著名な寺社や大名の屋敷跡・薬草園跡などを訪ねて江戸時代の残り香を楽しみたいと思います。 《散歩道の順路》
JR恵比寿駅西口→駒沢通→一番商店街→衆楽坂庚申塔→庚申橋西庚申塚→明治通→室泉寺(源秀地蔵)→福昌寺(石棺仏)→渋谷橋→東北寺T(白木屋店員墓所、吉良上野介妻の墓所)→聖心女子大→祥雲寺(黒田長政墓所)→広尾商店街→有栖川宮記念公園T(昼食&休憩)→南部坂→ドイツ大使館→広尾稲荷神社→広尾庚申塔→青木坂→フランス大使館→高級レジデンス街→新坂→光林寺(ヒュースケン墓所)→五の橋T→薬園跡→薬園坂→イラン大使館→四の橋(薬園橋)→白金商店街T→白金氷川神社(港区最古)→立行寺(大久保彦左衛門・一心太助墓所)→覚林寺(加藤清正ゆかり)→日吉坂(目黒通)→八芳園T(日本庭園散策・大久保彦左衛門屋敷跡)→瑞聖寺(江戸最初の黄檗宗寺院):解散→都営三田線「白金台駅」 ◆開催日=同じコースを月3回開催します。都合の良い日を選択して申し込みください。 第1回目=令和2年11月 8日(日) 定員15人 最低人員8人 第2回目=令和2年11月15日(日) 定員15人 最低人員8人 第3回目=令和2年11月22日(日) 定員15人 最低人員8人 雨天等代替開催日=令和2年11月29日(日) 定員15人 最低人員8人 ◆参加費=1人1,900円(ガイド・資料作成費代など)全日開催の参加費です。 ◆集合場所=JR山手線「恵比寿駅」西口改札を出た広場。メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口で接続しています。*午前中トイレ厳しいので駅で済ませてください。 ◆出発時間=10時20分出発。会の白旗が目印です。 ◆解散=都営三田線「白金台駅」16時30分頃 ◆ランチ=持参の昼食を「有栖川記念公園」で食べます。必ず1人が座れる敷物(ビーチシートなど)を持参のこと。 ◆最終連絡=各開催日全日の19時に会のホームページに掲載します。必ず確認して参加願います。 《注意事項》 ①コロナ時代の運営指針「大江戸モデル」を必読のこと。 |
散歩道の切絵図 江戸初期の切絵図。左上に「南部大膳太夫」の名が見えるが、ここが今回の散歩で昼食の場となる「有栖川宮記念公園」です。下中央、赤で囲まれた所が白金御薬園。江戸初期に作られて約1万2千坪あったそうです。5代将軍「徳川綱吉」の頃この薬園を小石川に移し、ここに白金御殿を作りました。移された薬園が現在の小石川植物園です。周辺に「麻布氷川神社」「薬園坂」「四の橋」など現在も存在する名が赤字で示されている。 |